2025/05/19

【4年生】はばたき科~高齢者疑似体験~

 「高齢者の方の困り感を知ることによって、自分たちができることは?」
 日野町社会福祉協議会の方をはじめ、県・南部町社会福祉協議会の方、日野ボランティアネットワークのみなさんにお越しいただき、高齢者疑似体験をしました。
 初めに耳の聞こえにくさ、目の見えにくさを体験しました。財布の中から小銭を出す時に何円玉か分かりにくく苦戦していました。次に3グループに分かれて、体にキットを装着し、廊下や階段、トイレなどを歩きました。ふたりが「こっちだよ。」「〇〇があるから危ないよ。気をつけて。」など声かけをしたり、手を添えたりしていました。体験した全員が「疲れた。」「大変さが分かった。」と、高齢者の方の心身の困り感を理解できたようでした。
 振り返りの感想では「困っている高齢者の方を見たら助けてあげたいです。」「バスに乗った時には席を譲ります。」と、自分たちができることを考え、行動したい気持ちが伝わってきました。
 7月には地域の高齢者の方と交流する予定です。今日の学習を活かす場になるので、来校してくださったみなさんから「楽しみにしています。」という言葉がありました。